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ひかり(ヒカリ) セラピストブログ

03/01 18:38 UP!!

ひかり

3月1日

3月1日

 


 


こんばんは、ひかりです


今日も一日お疲れ様でした♪


 


今日から3月ですね。


なんとなくTwitterのトレンドを眺めていたら、「猫の切断事件」というなかなか物騒なワードがトレンド入りしていました。


なんでも埼玉県の少年が猫の切断事件と関与していたとか。


猫の切断事件、、、猫の切断事件といえば。


 


 


クロイドンの猫殺しですね。


 


 


今回の日記には残酷な描写が含まれます、閲覧に際してはご注意ください


 


クロイドンの猫殺しは2015年から2018年にわたって、イギリスのロンドンで起きた連続動物虐待事件のことです。


クロイドンとはロンドンの南部にある地区のことです。


 


始まりは2015年の9月、クロイドンのダルマリーロード、そこに住むBeeson氏の飼い猫である”Ukiyo”の死体が玄関先で発見されました。


“Ukiyo”の死体は喉から腹にかけて引き裂かれていました。


 


これだけなら野犬の仕業と言えるかもしれません。


 


しかし、その後まもなくダルマリーロードの近くのソーントンヒースで、片足と尻尾が切断された猫の死体が発見されました。


また、同じクロイドンであるシャーリーでも首と尻尾が切断された猫の死体が見つかります。


同じ地区でこのように変死体が見つかるとなると、事件性が感じられます。


そして変死体の発見はクロイドンだけにとどまらず、クロイドンの北部にあるノーウッドでも尻尾のない猫の死体が見つかったのです。


 


そこで動物愛好家であるBoudicca氏とTony氏が運営するSnarlという動物愛護団体が事件の調査に乗り出しました。


彼らは、クラッシュビデオ(殺人の様子を撮影した動画をスナッフビデオと言いますが、その動物版のことを言います。)を撮影しているギャングの仕業ではないかと考えました。


その後、これらの一連の事件はマスコミ、SNSを通じて世間に認知されてくようになります。


 


「クロイドンには猫殺しがいる」と。


 


事件が公になれば、それを疑う人も出てきます。


猫殺しなどおらずキツネのような他の肉食獣の仕業ではないかという異論です。


 


しかし動物愛護団体のSnarlは、傷跡がナイフのものだと反論します。


彼ら曰く、動物の仕業にしては傷跡が綺麗すぎるということなのです。


これまでの状況をみると、猫は夜に襲われ体を解体された後、人目につきやすいところに放置される傾向にあるようでした。


 


そして201511月、ロンドン警視庁はタカへという調査チームを立ち上げます。


同年12月には別の動物愛護団体のPETAが猫殺しの犯人につながる情報に対して2,000ポンドの懸賞金をかけるまでになりました。


 


事件の噂が広がるとともに、犯行の範囲もどんどん広がっていきました。


ついにはロンドン中でクロイドンの猫殺しによると見られる死体が発見されるようになりました。


そして、「クロイドンの猫殺し」は「M25の猫殺し」と呼ばれるようになります。


M25とはロンドンを取り巻く環状線で、地方をつなぐ大道路のことです。


M25の内側全体に犯行が広がっていたのです。


 


さらには獲物は猫だけにとどまらず、キツネやウサギ、フクロウの子供まで様々な動物が犠牲になりました。


 


M25と名付けられましたが、事件の範囲はとうとうロンドン以外にも広がります。


イギリス中部のシェフィールドや海を超えてワイト島でも、同一犯と思われる動物の死体が見つかりました。


 


Snarlが集めた事件記録は2016年の1月には32件だったのが、201710月には370件にまでなっていました。


また、PETAによる懸賞金も10,000ポンドにまで上がります。


同様に、警察による捜査も続けられていましたが犯人に関わる科学的な証拠は一切見つかりませんでした。


 


しかし急転直下、20189月に捜査は突然打ち切られました。


警察は犯人を突き止めたのです。


400匹以上の動物を殺し、イギリスを恐怖に陥れた「クロイドンの猫殺し」の正体は


 


 


車とキツネでした。


 


 


警察による見解は、車に轢かれた動物の死体が狐によって漁られたのだろうということでした。


その証拠に猫の死体からキツネのDNAが検出され、猫の死体を持ち運ぶキツネの映像が監視カメラに映っていたそうです。


 


そんなに猫が車に轢かれるのか、とも思いますが、日本でも動物を轢いてしまうロードキルは年間5万件ほどあるそうです。


日本では多くがたぬきらしいですが。


この数字をみると、3年で400件というのはむしろ少ないように感じます。


 


クロイドンの猫殺しの捜査には2,250時間と13万ポンド(約2,000万円)が費やされました。


犯罪歴史学講師であるRichard Ward氏によるとクロイドンの猫殺し事件は集団パニックと多くの共通点があると指摘しています。


社会不安やメディアの刺激的な見出しが危機感を増幅して魔女狩りの様相を呈し、警察などの行政へ圧力をつなげ、その結果、これほど簡単な真相を暴くことに時間とお金が費やされたようです。


 


さて、これがイギリスを震撼させた「クロイドンの猫殺し」の顛末です。


人間の思い込みは個人の問題だけではなく、社会全体へ影響を与えてしまうんですね。


皆様も信頼性の薄いメディアに騙されないように。


 


ひかりでした

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